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2006年11月 3日 (金)

オーディオFSKにケーブルを買いに

Pict0037_4   オーディオFSKに核付きケーブルを買いに行きました。

 雰囲気を出すためにちょっとレトロ風に彩度を下げてレタッチしてみました。
 
 


 

Pict0035_3  鉄工所跡の2階がお店?作業場?です。初めて訪ねてきた人は扉を開けるのを躊躇うかも知れません。貼り付けられた看板?がわずかにノブに手を伸ばす勇気を与えてくれます。

 

 
Pict0015_3   

扉を開けると狭くてとても急な階段です。親父さんやお母さんが転ぶんじゃないかといつも心配です。

 


登り切るとそこは。。。。






Pict0016_6言葉もありません。消防署に怒られそうですね。

手前から2番目の部屋が店舗です。推定家賃は1万円台です。

 

 

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この方が世界に誇る人間国宝,,(私見です)社長の藤枝さんです。ちなみにFSKとは藤枝サウンド研究所の略です。

大正生まれ80歳になられますが、顔の艶もいいですしとてもお元気です。まだ30年は現役でいてくださるでしょう。いやFSKのファンに無理矢理でも働かされるでしょう。

この方は驚くほど耳がいいです。さすがにお歳なので聴力が落ちている筈ですが、聞き分ける能力は素晴らしいものがあります。何度も驚かされました。時々珍しいお土産を持って行きますが、味覚なども凄いと感じます。達人です。社長の前では、恥ずかしくて音や味の話ができない私が悲しい。。。

 

Pict0019_3 これが試聴システムです。オーディオが好きな人はブランドや雰囲気を大切にする人が多いと思いますが、ここは最悪です。私も以前は高級オーディオ店のソファーに陣取ってコーヒーを頂きながらハイエンドオーディオを聴いて唸っていた時期もありました。

FSKにくると催眠に掛かりやすい人は古くさい音に聞こえてしまうでしょうね(笑)否定しませんが。
社長はいい意味で電波入っています。部屋の中には怪しいグッズがいっぱいです。寝室にはもっと怪しげな装置がごろごろあります。前から気になっていたピラミッド型の怪しい機械とステンドグラス風のライトのことを尋ねました。

社長:これは銀河の風光といって宇宙エネルギーを増幅する装置でCDの電磁波が取れるんです。ユーライトを当てるともっと良くなります。

(^^;)

 
ちょっと聞かせてもらうことになり、車にあったサラ・ブライトマンのタイム・トゥ・セイ・グッドバイ を聴かせてもらうことにしました。サラの歌はとても心に響きますが、音質が悪すぎます。フィリッパ・ジョルダーノも同じですが、どうして歌唱力のある人のCDは録音が悪いんですかね。

CDを手渡すと「銀河の風光より私の気功で取る方が良い」とおっしゃって両手に挟んで気を入れて(今思い出すと椅子から立ち上がるのがめんどくさかっただけね)からCDプレーヤーに挿入してPLAY

  
 
 

えっえぇぇぇーーー

 

全く期待していなかったので、思わず叫んでしまったじゃあーりませんか。今までこのCDからはスピーカーの奥には音像がほとんどなかったのに数十メートルの音場がそこに登場しました。たまげました。ホールの反響音もしっかり聞き取れます。

もう一枚聴かせてもらいました。

migu というCDですが、FSKが技術協力をして録音しているアーティストだそうです。
こっちはもっとびっくりしました。昨今の録音によくあるようなボーカルと楽器の不自然な音量バランス・定位では無く、とてもバランス良いです。そして肝心の音色がアナログ並にリアルで美しい。

もっと驚いたのが、「ホロホニクス(立体音響)」をご存じでしょうか。ヘッドホンで聴くと音像が頭の回りを移動するのですが気持ち悪いくらいリアル感があります。それと同じようにスピーカーから出る音が私の周りを180°移動するのです。リアルな音が後ろからも聞こえてくるんですよ。目を閉じていたら現実なのかオーディオの音なのか区別つかない人が多いはずです。サラウンドやサブスピーカーの創る定位のメチャクチャな音場ではなくピンポイントな音なので鳥肌がたつくらいの衝撃でした。

社長:きちんと録音すればCDでもこのくらいの音はでるんですよ。

体にも精神にも良さそうなので近いうちに購入することにしました。本当は核付きケーブルを買いに来たのですが、仕事を増やされたくないのでしょうね(笑)

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