LPは古書だ




私のホームページを見て、以前こんなメールを頂戴したことがある。

HP拝見しました。

私はLP再生がメインです。
貴方のHPに「LPのブチブチ音は音楽の静寂美と相反する」とありますが、よく、LPはノイズあるからだめという意見は耳にしますが、これに多くのアナログマニアは当惑します。なぜなら再生装置とLPの手入れが良ければノイズが気になると言う事はないからです。ドルビーが発明される前のアナログ録音はノイズ多いしCDも経年変化でノイズはでます。正直、貴方のレコードプレーヤーではLP再生音の真価は全く出ません。

○○ ○○


LP再生に特段の情熱がない人間に対して、「貴方のレコードプレーヤーではLP再生音の真価は全く出ません」という言い草は全く失礼と言うしかない。おそらく変な人なんだろう、と思って取り合わなかったが、LPの音が侮れないのは本当である。

しかし、LPを聴いている限り、日々リリースされる新しいソースは鑑賞できない。LPはいわば古書を読んでいるのと同じである。もちろん古書にもいい本があるし、LPを聴くのはその人の好きにすればよい。しかしそれでは音楽体験は広がらない。CDの音が最高と思ったことはない。またCDの音をいかにLPのような和める音にするか腐心してきたのであるが、今のところCDが主流のメディアなのだ。
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