バラードBa404(アルテックのフルレンジSP)

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BALLADのBa404は2009年4月に売却しました。

BALLADのBa404を導入 2007.5.22
1個2.6kgと軽量。可搬型である
米松合板12mmを使用

CF404-8A
【10cmコーン型フルレンジスピーカー】
メーカー …………ALTEC
インピーダンス……8Ω
再生周波数帯域……130Hz〜14kHz
出力音圧レベル……94dB
入力…………………32/128W
バッフル開口径……108mmφ
重量…………………0.8kg
スーパーTWにT925を0.1μFで使用。これで高音がまろやかになって、細かいニュアンスがよく出る。

Balladという国内メーカーがアルテックのフルレンジを使った小型バスレフBa404を発売開始し、2年になる。ネット上では結構評価が高い。ユニットはアルテックのCF404-8Aという12cmフルレンジ一発なのだが、意外にパワーが入るのだ。当方は30年を越えるオーディオ人生でアルテックとは一切ご縁がなかったので買ってみることにした。(その後、CF404-8Aは生産完了とのことで、Ba404も販売を打ち切られた模様である)

ペアの実売価格が62,000円と少々割り高な感じはあるが、もう自作すりゃいいじゃない、とは考えなくなった。プロが何十と試作を繰り返して開発することを思えば、安直に自作しても勝てるわけがないのである。自作は結局モノとしての完成度は低い。今回は購入することにした。

鳴らし始めは少々大味な感じだが、嫌な音は出ない。弦も予想外に聴ける。低音不足のカンカンした音を予想していたのだが、意外に低音はよく出る。鳴らし込んでいくにつれ、音離れは良くなり、バリバリ鳴るようになる。抑制の効いたSX−V7とは異なり、鳴りっぷりの良さでオーディオ的快感を味わうSPである。こういうSPも日頃聴いていたい。

パワーが入るのは素晴らしい。FE103Eは耐入力が限られていて、狭い部屋でも欲求不満になるが、このSPは耐入力の点で一切不満はない。さすがに小型スタジオ・モニターを謳っているだけのことはある。FE103Eのようにクールな感じはなく、中域が張って温かい感じの音だ。755E以来のアルテック系譜の音とのことだが、なるほどとうなずける。

SPケーブルは
ラバロン
VCT 5.5Sq× 2芯
駆動するのはマッキントッシュMA2275。このスピーカーは管球アンプで鳴らしてはじめて持ち味が引き出せる。
メインSPのSX−V7とはこのセレクターで切り替える。
パッシブ・スーパーウーファーも同時に鳴らしているが、やや能率が低く低音増強は控え目だ。ジャズにはこのほうが良い。

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