FE103EのバスレフはBalladのBa404(アルテックのCF404-8A使用)にアップデートしました。2007.5.22 ![]() FE83Eの中高音の繊細さは申し分ないが、低音は弱い。解像力のない出ているだけの低音である。これがFE103Eとなると、中高音は一歩後退するが、低音はかなり改善する。それに1発でもまずまずの音量が出せる。トータルではFE103Eのほうがバランスがいいと言えよう。 FE83Eの音響迷路は結局低音の癖が耳につき始めた。そこで手持ちのFE103Eを引っ張り出して市販の指定バスレフに入れてみることにした。長岡さんも自作記事は圧倒的にFE103が多かった。 このままでは低音が出ず、音は硬めなので、CDレシーバーで+6低音をブーストした。これでバランス良くなった。サブウーファーはクロスオーバーを目一杯下げてローエンドのみ補強している。 FE103Eはバックロード・ホーンには非力である。メーカー指定バスレフで、吸音材はごく少なめにして、トーンコントロールで低音をブーストして使うのが一番無難なようだ。 オーディオ・マニアでFMを専らの音源としている人はまれだろう。FMの取り得は海外・国内の放送局録音が放送されることで、これだけは市販のパッケージ・メディアは太刀打ちできない強みである。とは言え、音質的には食い足りない。 FMはアナウンスとともに放送されるので、FMを大型スピーカーで聴くと、どうしても不自然感はある。アナウンスの音像が大きくなりすぎたり、ウーファーの鈍い音で再生されたりするからだ。FMは小口径フルレンジで聴くのがベストではないかと思う。 私は朝起きるとこのスピーカーでFMをBGMで流す。と同時に、メインシステムを同じFM音源でごく小音量で鳴らして、管球アンプをウォームアップする。 毎日1回はフルレンジの音を聴いているが、解像力ほどほどでも、素直で良い音である。私にとってはフルレンジは米の飯的存在で、ないと寂しいのだ。
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