グランド・ピアノの防音対策




知人の女性で、最近音楽に対する情熱が戻ってきて、ピアノに熱中されている方がいらっしゃいます。

その方の紹介で今度グランド・ピアノを買うことになりました。といって私はまったく楽器演奏ができないので、子供・家内むけです。実は子供のヴァイオリンの先生からいつまでも電子ピアノではダメ、と言われた矢先だったのです。

ヤマハ・カワイに告ぐ国内第3位のメーカーに東洋ピアノ(ブランド名アポロ)というのがあります。その方が近所の業者さんアポロの1980年モデル(上記)を35万8千円という破格値で見つけて来られたのです。

「ぜひ買うべきだ」

というご意見に従い、即決しました。当時の製品のほうがむしろ現在の製品より落ち着いた音色を出すのだそうです。何と言ってもひと月分の給料にも満たない金額でグランド・ピアノが買えるのは魅力です。従来あったローランドの電子ピアノは下取りすることにしました。

2006年6月4日(日)、ピアノ引越しサービスの人が梱包したピアノとともにうちのマンションに到着。我が家は9階です。エレベーターは「大丈夫、載ります」ということでしたが、我が家の玄関まで来て、「もしかしたら入らないかもしれない」と難色を示します。それでもなんとかやってみます、ということで搬入作業が始まりました。こちらは祈るような気持ちで見ていました。しかし、そこはプロ。手際よく運び込んで無事搬入完了。

中古ですが、まったく不満を感じず、満足満足。しかし、さすがグランド・ピアノは音量が大きく、防音対策を考えなくてはなりません。

対策としては、防音カーペットを敷くことと、ピアノの響板を床からつっかい棒でダンプすることです。

グランド・ピアノ用
防音カーペット
5〜6dBの減衰が見込める
床から見たピアノの響板
商品名は
「家具転倒防止伸縮棒」
これで響板をダンプする
ラワン合板と
タオル・バスマット

以上の対策で、グランド・ピアノもアップライトを遥かに下回る音量になり、マンション住まいでもまず苦情は来ないだろうというレベルになりました。

スピーカー・ボックスが鳴らないようによく補強を入れたりしますが、要はピアノという楽器が鳴らないように補強するわけです。

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